お酒を飲まなくても脂肪肝になる?40代から知っておきたい「糖質」と肝臓の関係

「脂肪肝」と聞くと、
「お酒を飲みすぎる人がなるもの」
そんなイメージを持っていませんか?

もちろん、飲酒は脂肪肝の大きな原因の一つです。

でも実は、お酒をあまり飲まない人でも脂肪肝になることがあります。

特に40代以降は、単純に「脂っこいものを控えればいい」と考えるのではなく、糖質やエネルギーの摂りすぎにも目を向けることが大切です。

今回は、脂肪肝の原因と糖質・果糖の関係、そして僕自身が脂肪肝を疑われた過去の失敗談についてお話しします。


脂肪肝とは?お酒を飲まない人にも関係があります

脂肪肝とは、その名前の通り、肝臓に脂肪が過剰に蓄積した状態です。

「脂肪が肝臓にたまるなら、脂っこいものを食べすぎたことが原因なのでは?」

そう思う方も多いですよね。

しかし、脂肪肝はそれほど単純な話ではありません。

食事から摂った脂質が、そのまま肝臓の脂肪になるわけではありません。

脂質だけではなく、糖質を含めたエネルギーの摂りすぎも、脂肪肝と深く関係しています。

また、脂肪肝は2型糖尿病などの代謝異常とも関連することが知られています。

つまり、

「お酒を飲まないから、自分には脂肪肝は関係ない」

とは言い切れないのです。


脂肪肝と「果糖」の関係

特に意識したいのが、砂糖や甘い飲み物などに含まれる果糖です。

果糖はブドウ糖とは代謝のされ方が異なり、主に肝臓で代謝されます。

そして、果糖を過剰に摂取すると、肝臓での脂肪合成を促す方向に働くことがあります。

そのため、

  • 甘いジュース
  • 清涼飲料水
  • お菓子
  • 菓子パン
  • 砂糖を多く使った食品

などを日常的に摂りすぎている場合は、食生活を一度見直してみる価値があります。

もちろん、ここで大切なのは、

「果糖は悪いから一切摂るな」

という話ではありません。

果物にはビタミン、ミネラル、食物繊維なども含まれています。

問題なのは、必要以上に摂り続けることです。


「フォアグラ」を考えると分かりやすい?

ここで少し面白い例があります。

皆さん、フォアグラをご存じですよね。

フォアグラは、脂肪が蓄積したガチョウやアヒルの肝臓です。

伝統的なフォアグラの生産では、ガチョウやアヒルにとうもろこしなどの穀物を与え、肝臓に脂肪を蓄積させる方法が知られています。

もちろん、人間と家禽では代謝も食生活も違うので、フォアグラと人間の脂肪肝をそのまま同じように考えることはできません。

ただ、

「脂肪肝=脂っこいものを食べたから」

という単純なイメージではないことは、分かりやすいのではないでしょうか。


実は僕自身、脂肪肝を疑われたことがあります

ここからは僕自身の話です。

実は僕、トレーナーとして勉強を始めたばかりの頃、血液検査で脂肪肝を疑われたことがあります。

当時の僕は、かなり極端な考え方をしていました。

それが、

「脂質=悪」
「脂質=太る」

という考え方。

一方で、

「トレーニングしているから、エネルギーになる糖質は大丈夫だろう」

と思っていたんです。

つまり、

糖質は大丈夫。脂質は悪。

という考え方になっていました。

今考えると、かなり極端ですよね。


「健康にいいから」と食べすぎていたもの

当時の僕は、小腹が空いたら和菓子。

間食に干し芋。

夜のデザートに焼き芋。

焼き芋って、スーパーで売っているもの、めちゃくちゃ美味しいですよね。

僕からすると、ほぼスイーツです(笑)。

しかも閉店間際にスーパーに行くと、半額になっている。

「半額チャンス!」

と思って買う。

「明日の分も買っておこう」

とさらに買う。

そして食べる。

さらに果物も、

「健康にいいから」

という理由で、かなりたくさん食べていました。

もちろん、果物そのものが悪いわけではありません。

果物にはビタミンやミネラル、食物繊維なども含まれています。

ただ、

健康にいい食品でも、食べれば食べるほど健康になるわけではありません。

当時の僕は、

「脂質を避けているから大丈夫」

という安心感がありました。

でも実際には、糖質をかなり摂っていた。

そして、血液検査で脂肪肝を疑われたわけです。


40代からは「糖質を抜く」でも「脂質を抜く」でもない

この経験から、僕が40代以降の方に伝えたいのは、

「糖質を食べるな」ではありません。

糖質は、僕たちにとって大切なエネルギー源です。

同じように、脂質も体に必要な栄養素です。

大切なのは、

何を、どれくらい、どう食べるのか。

ということ。

「糖質を抜けば痩せる」

「脂質を抜けば太らない」

といった極端な考え方ではなく、食事全体のバランスを考えることが大切です。


お酒を飲まないから脂肪肝は大丈夫、ではありません

もう一度、最初の話に戻ります。

脂肪肝と聞くと、

「私はお酒を飲まないから大丈夫」

と思うかもしれません。

でも、そうとは限りません。

例えば、

  • 甘い飲み物をよく飲む
  • お菓子を毎日のように食べる
  • 菓子パンをよく食べる
  • 甘いものを食べる習慣がある
  • 食事全体の量が多い
  • 「健康にいいから」と特定の食品を食べすぎる

こうした食生活を続けているなら、一度見直してみてもいいでしょう。

特に40代以降は、**「何を抜くか」ではなく、「食事全体をどう整えるか」**という視点が重要です。


40代からの健康は「極端な制限」より「整える」

僕自身、昔はかなり極端でした。

そして、トレーナーになってからも、

「脂質は太るから減らそう」

という極端な考え方をしていました。

でも、体はそんなに単純ではありません。

糖質も必要。

脂質も必要。

タンパク質も必要。

そして、ビタミンやミネラル、食物繊維なども必要です。

だからこそ、

「これは太るから食べない」

と一つの栄養素を悪者にするのではなく、

自分は何をどれくらい食べているのか?

を一度見直してみる。

これが40代以降の健康的なダイエットには大切だと思います。


まとめ|脂肪肝は「お酒を飲む人だけ」の問題ではない

今回のポイントをまとめます。

① 脂肪肝はお酒を飲まない人にも起こり得る

飲酒だけではなく、エネルギーの摂りすぎなども脂肪肝に関係します。

② 糖質の摂りすぎにも注意

特に砂糖などに含まれる果糖は、過剰摂取すると肝臓での脂肪合成を促す方向に働くことがあります。

③ 「糖質=悪」「脂質=悪」ではない

どちらも体に必要な栄養素。

大切なのは、量・頻度・食べ方・食事全体のバランスです。

④ 健康食品でも食べすぎればいいわけではない

果物や焼き芋など、健康的な食品でも「健康にいいから」と大量に食べ続けるのは別の話です。


40代以降、

「最近なんとなく疲れる」

「昔より体重が落ちにくい」

「健康診断の数値が気になってきた」

そんな変化を感じる方もいるかもしれません。

年齢のせいだと決めつける前に、まずは毎日の食生活を振り返ってみる。

何を食べているかだけではなく、どれくらい食べているのか。

ここを見直すことから始めてみてください。

僕自身、昔は「脂質を避けていれば大丈夫」と思っていたのに、脂肪肝を疑われた経験があります。

だからこそ今は、極端な食事制限ではなく、食事を整えることを大切にしています。

10年後、20年後も若々しく、元気に人生を楽しむために。

今日の食事から、少しずつ変えていきましょう。

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