夏になるとむくむ原因は水の飲みすぎじゃない?40代以降が知っておきたい本当の原因と対策
「夏になると顔や足がむくむ…」
「水を飲みすぎたから?」
「塩分の摂りすぎかな?」
このような悩みを抱えている40代・50代の方は少なくありません。
実は、むくみの原因は単純に水を飲みすぎたことではありません。
体の中で水分がうまくコントロールできなくなることが、本当の原因なのです。
今回は、夏にむくみやすくなる理由と、今日からできる改善方法をわかりやすく解説します。
むくみとは何が起きている状態?
人の体は約60〜70%が水分でできています。
その水分は大きく3つに分けられます。
- 約70%:細胞の中(筋肉・肌・臓器など)
- 約15%:血液の中
- 約15%:細胞と細胞の間(間質液)
この細胞と細胞の間にある「間質液」が増えすぎた状態が、一般的に「むくみ(浮腫)」です。
つまり、水を飲んだからむくむのではなく、
水分が本来いる場所から外へ移動してしまうことが問題なのです。
原因① 塩分(ナトリウム)の摂りすぎ
夏は汗をかくため、
「熱中症予防には塩分補給」
と言われます。
もちろん適度な塩分補給は必要ですが、摂りすぎには注意が必要です。
ナトリウムには水分を引き寄せる性質があります。
塩分を摂りすぎると体内のナトリウム濃度が高くなり、水分が細胞の外へ集まりやすくなります。
その結果、
間質液が増え、
顔や足がむくみやすくなります。
ラーメンを食べた翌朝や、お酒と塩辛い料理を楽しんだ翌日に顔がパンパンになるのは、このためです。
対策はカリウムを一緒に摂ること
カリウムには余分なナトリウムを体外へ排出する働きがあります。
おすすめの食品は
- バナナ
- キウイ
- ほうれん草
- 小松菜
- アボカド
- 枝豆
- 海藻類
など。
また、精製塩だけでなく、ミネラルを含む海塩を選ぶのも一つの方法です。
原因② タンパク質不足
意外と知られていませんが、
タンパク質不足もむくみの原因になります。
血液中には「アルブミン」というタンパク質があります。
アルブミンは、
血管の中に水分をとどめる役割をしています。
不足すると、水分が血管の外へ漏れやすくなり、むくみにつながります。
例えば、
- 朝はカフェラテだけ
- 昼はパン
- 夜はパスタ
このような食生活では糖質に偏り、タンパク質不足になりがちです。
さらにアルブミンは肝臓で作られます。
暴飲暴食や飲酒が続くと肝臓へ負担がかかり、アルブミンを十分作れなくなることもあります。
腎臓の機能低下でもアルブミンが失われやすくなるため、肝臓・腎臓をいたわる生活も大切です。
原因③ 極端な糖質制限
ダイエット中にありがちな、
「糖質は全部悪」
という考え方。
実はこれもむくみには逆効果になることがあります。
糖質(グリコーゲン)は体内で
1gあたり約3〜4gの水分を保持する
とされています。
糖質を極端に減らしすぎると、
体内の水分バランスが崩れやすくなる可能性があります。
もちろん糖質の食べ過ぎは良くありません。
しかし、
40代以降は適度な糖質を摂ることも健康維持には重要です。
40代以降のむくみ対策で意識したい3つのポイント
夏のむくみを改善するために大切なのは、
次の3つのバランスです。
① ナトリウムとカリウムのバランス
塩分だけでなく、野菜や果物もしっかり食べる。
② タンパク質を毎食摂る
肉・魚・卵・大豆製品を意識して取り入れる。
③ 糖質を極端に減らさない
適量のご飯や芋類などを取り入れ、水分バランスを保つ。
私も昔は「むくむ生活」をしていました
芸人時代の僕は、
むくみの原因を全部コンプリートしていました(笑)。
渋谷でライブがある日は、
若手芸人御用達の町中華へ。
ボリューム満点の中華料理に、
さらに追い塩。
もちろん瓶ビールもセットです。
今思えば、
**「むくむための生活」**を毎日続けていたようなものでした。
当時は、
「水を飲みすぎたから顔がパンパンなんだ」
と思っていましたが、
本当は食生活そのものに原因があったのです。
むくみ改善は「水を減らすこと」ではない
むくみが気になると、
水分を控える方もいます。
しかし、それでは根本的な解決にはなりません。
大切なのは、
体の中で水分が正しく働ける環境を整えること。
そのためには、
- 塩分を摂りすぎたらカリウムも摂る
- タンパク質を毎食意識する
- 肝臓・腎臓をいたわる生活を送る
- 糖質を極端に制限しない
この積み重ねが、むくみにくい体づくりにつながります。
まとめ|夏のむくみは「水」ではなく「バランス」が重要
夏になるとむくみやすいのは、水分を飲みすぎたからではありません。
体内の水分バランスが崩れていることが大きな原因です。
今日から意識したいポイントは次の4つです。
- ナトリウムとカリウムのバランスを整える
- 毎食タンパク質をしっかり摂る
- 肝臓・腎臓に負担をかける暴飲暴食を控える
- 糖質を極端に減らしすぎない
40代以降の健康ダイエットは、「水を減らすこと」ではなく、「水分が正しく働ける体をつくること」が大切です。
毎日の小さな積み重ねが、むくみにくく、若々しい体づくりにつながります。