なかなか痩せない人がやっていること|40代以降のダイエットは「引き算」から「選択」へ
「食事を減らしているのに痩せない」
「運動を増やしているのに体重が落ちない」
「頑張っているのに、なかなか痩せない……」
40代以降になると、こんなお悩みをよく聞きます。
一生懸命ダイエットしているのに結果が出ないと、
「自分は意思が弱いのかな?」
「もっと食事を減らさないといけないのかな?」
と考えてしまいますよね。
でも、もしかすると問題は努力不足ではなく、ダイエットの考え方にあるかもしれません。
今回お伝えしたいのは、
「引き算ダイエット」から「選択するダイエット」へ変えてみる
という考え方です。
なかなか痩せない人がやりがちな「引き算ダイエット」
「痩せたい」と思ったとき、最初に何を考えますか?
多くの方は、
「何を減らそう?」
と考えるのではないでしょうか。
例えば、
- お菓子が太る原因だから、おやつをやめる
- お酒が太るから、禁酒する
- パンや小麦が良くないから、グルテンフリーにする
- 夜ご飯を減らす
- 脂質をカットする
- ご飯を抜く
など。
もちろん、摂取カロリーが多い場合に食事量を調整することは、ダイエットにおいて大切です。
ただ問題なのは、
「太る犯人を探して、それをどんどん削っていく」
という考え方になってしまうこと。
これを僕は、
「犯人探しの引き算ダイエット」
と呼んでいます。
「禁止」すると、逆に意識してしまう
引き算ダイエットが長続きしにくい理由の一つが、
「禁止するほど、その食べ物を意識してしまう」
ことです。
「絶対に食べない」
「今日は我慢」
「これは禁止」
と考えていると、頭の中にその食べ物が残り続けます。
例えば、
「今日からお菓子は禁止!」
と決めた日に限って、なぜかお菓子が食べたくなる。
そんな経験ありませんか?
僕はこれを勝手に、
「浦島太郎理論」
と呼んでいます(笑)。
「玉手箱は絶対に開けちゃダメですよ」
と言われたら……
開けたくなりますよね(笑)。
まあ、僕が勝手に言っているだけなんですけど。
でもダイエットでも似たようなことが起こります。
「食べちゃダメ」
と強く意識しているものほど、頭から離れなくなってしまう。
そして、我慢を続けた反動で、ある日ドカッと食べてしまう。
これを繰り返していると、
我慢する→反動で食べる→後悔する→また制限する
というサイクルになりやすくなります。
では、どうすればいいのか?
ここで、ダイエットに対する考え方を少し変えてみましょう。
今まで、
「何をやめれば痩せるんだろう?」
と考えていたなら、
これからは、
「なぜ私は痩せたいんだろう?」
と考えてみてください。
「痩せる」は目的ではなく目標
ここが今回、一番お伝えしたいポイントです。
「痩せる」=目標
そして、
「なぜ痩せたいのか」=目的
です。
そもそも、
「痩せるために痩せたい」
という人は、あまりいないと思うんです。
その先に、
「お気に入りの服をもう一度着たい」
「写真に写った自分を見てショックを受けたくない」
「同窓会で若々しく見られたい」
「旅行先で元気に歩き回りたい」
「健康な体で人生を楽しみたい」
など、本当の目的があるはずです。
つまり、
体重を減らすことそのものがゴールではない。
その先にある、
「こうなりたい」
という自分の理想があるわけです。
「制限思考」から「選択思考」へ
ここからが重要です。
例えば、
「お酒は太るから禁止!」
ではなく、
「明日の体をすっきり軽くしたい」
↓
「じゃあ今日はお酒を1杯だけにして、ゆっくり楽しもう」
と考えてみる。
「お菓子は禁止!」
ではなく、
「今、本当にお腹が空いている?」
↓
「なんとなく口寂しくて食べようとしているだけなら、今は食べない」
↓
「でも友達とお茶をするときは、スイーツを楽しもう」
と考える。
「食事を減らさなきゃ!」
ではなく、
「明日の自分を元気にしたい」
↓
「タンパク質や野菜など、体に必要なものはしっかり食べよう」
と考える。
この違い、分かりますか?
同じように「食べない」という結果になったとしても、
「我慢している」
のと、
「自分で選んでいる」
のでは、気持ちが大きく変わります。
「食べられない」ではなく「今日は食べない」
ダイエット中は、
「食べちゃダメ」
「飲んじゃダメ」
「これは禁止」
と考えがちです。
でも、
「私はこうなりたいから、今日はこれを選ばない」
と考えてみる。
すると、
- 我慢している → 自分で選んでいる
- 制限されている → 自分で決めている
- 食べられない → 今は食べないと決めている
というように、考え方が変わります。
これは単なる言葉遊びではありません。
「自分で選んでいる」という感覚を持つことで、ダイエットを誰かに強制されているものではなく、自分の理想に近づくための行動として捉えやすくなります。
ダイエットは「犯人探し」ではない
ダイエットを始めると、
「お菓子が悪い」
「お酒が悪い」
「パンが悪い」
「夜ご飯が悪い」
「脂質が悪い」
と、次々に犯人を探したくなります。
でも、食事はそんなに単純ではありません。
大切なのは、
「何を完全にやめるか」ではなく、全体としてどう整えるか。
そして、
「理想の自分に近づくために、今日は何を選ぶか」
という視点です。
40代以降のダイエットこそ「引き算」だけにしない
40代以降は、仕事や家庭などで忙しく、ダイエットだけを最優先にできるわけではありません。
だからこそ、
「3ヶ月間、お菓子を一切食べない!」
「半年間、完全禁酒!」
「炭水化物は絶対に食べない!」
という極端な方法よりも、
自分の生活の中で続けられる選択を増やしていく
ことが大切です。
例えば、
「今日は夜遅くなったから、揚げ物ではなく鍋にしよう」
「明日は朝から仕事があるから、今日はお酒を控えよう」
「本当にお腹が空いているわけではないから、今はお菓子を食べなくていいかな」
「旅行の日は食事を楽しみたいから、その前後で整えよう」
こういった小さな選択の積み重ねです。
「痩せたい」と思ったきっかけを忘れない
今回、一番伝えたいのは、
「痩せたいと思ったきっかけ・目的を忘れない」
ということです。
痩せることだけを目的にすると、
「あと何kg落とさなきゃ」
「これは食べちゃダメ」
「もっと我慢しなきゃ」
と、どんどん苦しくなります。
でも、
「好きな服を着たい」
「若々しく見られたい」
「旅行を楽しみたい」
「健康な体で人生を楽しみたい」
という本来の目的を思い出せば、
「何をやめるか」ではなく、「理想の自分のために今日は何を選ぶか」
という考え方に変わります。
なかなか痩せない人こそ「制限思考」から「選択思考」へ
今回のポイントをまとめます。
なかなか痩せない人がやりがちなのが、
「犯人探しの引き算ダイエット」
です。
お菓子、お酒、パン、夜ご飯など、
「太る原因」を見つけて、どんどん削っていく。
でも、禁止や我慢ばかりのダイエットは、長続きしにくく、反動につながることもあります。
そこで、
「制限思考」から「選択思考」へ。
「これは食べちゃダメ」
ではなく、
「私はこうなりたいから、今日はこれを選ぶ」
と考えてみてください。
ダイエットは、
「何をやめるか」ではなく、
「理想の自分に近づくために、今日は何を選ぶか」。
この意識に変えていきましょう。
痩せることは、人生の目的ではありません。
その先にある、
「もっと好きな自分で、もっと人生を楽しむこと」
そこを忘れないでください。